フィトテラピーとは

– qu’est-ce que la phytothérapie? –

 

フィトテラピーとはなんでしょう?

「なにそれ?」

「知らないわ」

とおっしゃる方がほとんどかもしれません。

 

フィトはギリシャ語で植物の意、テラピー(セラピー)は療法の意で、

つまり日本語では植物療法ということになります。

植物はその場から動けないため、我が身を守るために様々な化学成分を作り出します。

その化学成分の一部や全部を、ありがたく私たちの身体に取り込ませていただくことで

人が本来持つ自然治癒力を高め、日々の不調をケアしたり、病気・ケガなどの予防をしたり

解消したりするものをフィトテラピーといいます。

 

アロマテラピーやハーブティーなどが含まれます。

 

日本だと、おしゃれなもの・意識高い人がするもの・女子の趣味・・・

なんていうイメージがあるかもしれません。

 

フランスでは学問として体系化され、医療の現場で使われたり、

医師や薬剤師が治療の一つとして使ったりなどされていますが

もともとは古くから、母から娘そのまた娘へと、日々の暮らしの中で

知恵とともに伝えられてきた伝承療法です。

 

家庭には、ハーブや精油などが入った自然の薬箱があったり

街にはハーブや精油がずらっと並んだハーブ薬局があり、

薬剤師や植物療法士に相談するための行列が出来ていたりと

日々の生活に根づいています。

 

病院に行くのをためらうようなちょっとした不調のケア

日常で起きる小さなケガや火傷、虫刺されの手当て

出来るなら病院や薬に頼りたくない

不調が当たり前になってしまっている

不調が起きないために身体を整えたい

活き活きと美しく年を重ねたい

などなど…

 

植物は優しくも力強くサポートしてくれます。

病院や薬を使うことが悪いのではなく

使わなくてもケア出来る手段もあるということです。
(植物療法で出来ないこともあります。無理せず病院や薬に頼ることも大切です。)

 

ですが、植物のチカラが優しいといえども

使い方を間違えば、毒になることもあります。

メディカルフィトテラピストとして、

正しく植物療法をお伝えしていけたらと思っております。

 

すこし先の未来が心地よくなりますよう
植物療法でお手伝いいたします。

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